世の中は『女性の時代』と言われています。

歯科界にも女性が増え、現在歯学部の学生の40%近くが女子学生になりつつあります。

ところが、彼女達は卒業して数年もすると家庭や育児に埋もれてしまったり、

頑張って開業でもしようものなら、出る杭は打たれ現象にあったりと、なかなか実力発揮に至っていません。

このような現状の中、女性歯科医療従事者を呪縛から解き放ち、希望と目的が見えてくるような楽しい会を作ろうと、

今年の2月4,5日ついに” ジョイフルクラブ ”を立ち上げ、東京FMホールで開催致しました。


演題は

1.女時(めどき)=女の時代

2.人類が危ない!忍びよる電磁波の恐怖

3.弁護士に聞く、離婚の前にやっておくこと

4.今日だけは税理士と呼ばないで!

5.イケメン先生の予防大作戦!

6.恋した煙草(ケムリ)との上手な別れ方

7.爆笑!ウンココロと笑う回虫

8.女性歯科医の現状


しかし、蓋を開けてみれば集客は甘いものではありませんでした。


・演題のタイトルがセンセーショナルすぎる

・女房やスタッフには必要ない

・高すぎる。金がない

・どうせ女ばかりの集まりだろう

・目立ちたがり屋のやっていることだ!

と、これらの演題をセンセーショナルと捉えるか、面白いと思うか大きなハードルがありました。

又、男性は奥様やスタッフの視野を広げる事には協力的ではない事が判り、

暇や金は作り出すものなのに、文化的な事や目に見えないことに使う価値を見い出していただけず、

心の底では女性を軽んじ、足を引っ張ろうとする方が少なからずおられる事を知りました。

そしてもっとも重大な現実は、女性自らの自覚の無さと無関心が確認されたことです。


現在、私は母校の歯学部の入学したての一年生に講義に行っています。

それは、歯学部の6年間をどのように過ごすかで、卒業してからの生き方に差が出る事に、早く気づいて欲しいからです。

個人的な話になりますが、歯学部に入学する前に私は短大、4年制大学を卒業しています。

この二つの大学の学生時代 『 卒業したらどうしよう。どのような会社に勤めよう。どうやって生きてゆこう。 』

と就職や生き方について、いつも悩んでおりました。

その後、いろいろあり再び大学生(歯学部)になった時、以前の学生時代との学生意識の違いに驚かされました。

歯学部生はノー天気で、大学側も学生に国家試験に通る事以外を考えさせず、

そのために世間から隔離された様な不思議な世界だったのです。

つまり自ら 『 卒業してどのような歯科医師になる!どうする!どう生きる! 』 という事さえ考えなければ、

幸せな恵まれた特別な6年間だといえます。

このような状況下の中、女子学生にとって指標となるものは皆無であり、

彼女達には歯科医師免許という高級花嫁資格を取るかのような感すらありました。

さらに世の男性歯科医師は女子学生達を開業予備軍と考えておらず、対等な仕事仲間とも思っておりません。

まれに秀でた女性歯科医師が活躍されておりますが、そういう方は特別な例外という認識なのです。

彼女達の家庭はこのような状況を把握しておらず、

(とにかく手に職さえつけておけば何とかなるでしょう)という安易な錯覚の延長線上で彼女達を育てています。

免許を取得したということは、これから歯科医師として一人前になるために努力をしてもいいという

許可が出たということだけの事であり、人間として立派な歯科医師になるためには、

免許以外に、多くの経験、豊かな知識、広い視野が必要とされていることに早く気が付かなければなりません。

これからの女性は、一人一人、自分の生き方を考えるべきであり、

世間一般の通俗的な考え方に押し流されてはもったいなさすぎます。

あなたの思う歯科医療従事者、歯科医師とはどんな人ですか?

その上に"女性"がつくとどうイメージしますか?



講演内容

「女時(めどき)=女性の時代」 松尾 通先生

このクラブの意義を認めて下さり、時代は今、アンチエイジングである事を核に、

女性ならではの視点が歯科医療に役立つことを訴えられました。

「人類が危ない!忍びよる電磁波の恐怖」 増川 いづみ先生

キレる人間が多い理由、原因不明の腫瘍や病気、

不妊の原因が電磁波にある事を知り恐怖におののく一時間でした。

「弁護士に聞く、離婚の前にやっておくこと」 森 仁至先生

離婚を泥試合にしない為の手の打ち所と、ダメな男と結婚しない方法を一言で言い当てられました。

『 タバコを吸う男はダメ男である 』 に会場は多いにウケました。

「今日だけは税理士と呼ばないで!」 山崎 明先生

診療所を認知していただくための方法の一例を紹介した後、

" キュービック性格判定 " を実例をあげて説明され、スタッフ間のジレンマ解消の一つとして提案。

「イケメン先生の予防大作戦」 緒方 憲一郎先生

先生自身の実体験をもとに感性に訴える内容で、出席者全員の感動と共感を呼ぶ素晴らしい内容でした。

私は号泣してしまいました。

「 恋した煙草(ケムリ)との上手な別れ方 」 小佐々 晴夫先生

タバコを吸わない小児にまで重大な影響が出るという怖い話に、

もっと声を大きくして反対運動をしなければと思いました。

「 爆笑!ウンココロと笑う回虫 」 藤田 紘一郎先生

『 清潔は病気だ 』 という事をユーモアとウィットに富んだ語り口で話され、

持ち込まれた本は完売という人気バツグンの講演でした。

何度でも聞きたいですね。

そして私は、リクエストに答えて、仮題を変更して

義歯入門について訪問診療時の注意事項を混えて紹介致しました。



狭い歯科界に私は何をしようとしているのでしょうか?

自問自答は続きますが、楽しくなければ人生つまらないじゃありませんか。

私はもう次回の企画に向かって動き始めています。

必ず会場を一杯にして、又、あの涙と感動の波を起こすために...

励ますのは私達女性の特技です。

今日も、院長を励まし、御主人を励まし、スタッフを励まし、患者さんを励まし、

自分自身を励ましてがんばりましょう。



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