No.18 仕事が楽しい

虫歯だらけの方、重度の歯周病の方が困ったように来院されたとき、
「なぜこのようになるまで放置しておいたのですか?」
と尋ねる前に、
「さぞや痛かったことでしょう。お忙しかったのですね」
と労いの言葉を掛けるようにしています。
すると患者さんはホッとした顔をされ、心を開かれます。
と、通常はやさしい私なのですが、時々本音を言ってしまい、
我ながらハラハラする時があります。
先日の午前、前歯6本の軟象を除去していたら、
穴だらけのチーズ状態になりました。
「あ~あ、面倒くさいなあ~。どうしよう」
と言ってしまいました。
すると患者さんは申し訳なさそうに、
「すみません先生、どうすればいいのでしょうか?」
「すっきりと削って、もう絶対虫歯にならない白い歯を被せた方が簡単ですよ」
と答えると、
「じゃあその白い歯にしてください。ついでにとびっきり白くていいのでお願いします」
私はうれしくなって猫なで声で言いました。
「もっと早くご希望をうかがうべきでしたわ。
 私こそ、申し訳ございません。オホホホ...ホ」
ちょっと大変な上顎の智歯を抜歯中、その患者さんに
♂患 「先生、抜けた時はどんな感じがしますか?」
と聞かれました。
院長 「イッた!!って感じかな」
と答えると
♂患 「僕、イキたいです!」
するとスタッフも
スタ 「私も一緒にお願いします」
院長 「ではみんなでイキましょう」...
...
...
♂患 「...先生、まだですか?」
院長 「我慢、我慢」
♂患 「先生、イキたいです!」
院長 「男は我慢、我慢です!」
と突然智歯は抜け、勢いよく口腔内からポーンと飛び出しました。
そのタイミングの良さに思わずスタッフが言いました。
スタ 「さすが若いからよく飛び出しましたね」
院長 「バカ者!!仕事中に不謹慎です!」
と肩で笑いをこらえながら冷静に仕事を続ける私でした。
やっぱり仕事は楽しいです。

  カテゴリ:デンタル小町

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